二十三日 L. A. 着、あの心持 San Gabriel を見物
二十四日 ドクターヒアスに呼ばれる。
二十五日 CC夫人ポーリンとワシントンに立つ。送る。
CCの車にて見物 美くしき小家、
二十六日 L. A. を立ち、サンフランシスコ着
二十七日 Thanksgiving Day. 夜立つ
二十九日 シアトル。部屋で dinner
十二月 一日 船の手つづき、夜中瀬に呼ばれる。稲畑、親子、
仏国の兵士の話、瀧口の話、(日露)従軍
十二月 二日 最後の晩
十二月 三日 立つ朝、寒いもやの濃い日、朝ミス ハセガワに会う。十一時出航、
[#ここで字下げ終わり]
自分から出した手紙の抜粋、
三月一日付、
今日のように春らしい日差しに成って暖で、雨が降ってやんで、水たまりに日が写って居ると法悦に近いような喜びに胸を打れます。総ての人が幸福にならなければなりません。
底本:「宮本百合子全集 第十八巻」新日本出版社
1981(昭和56)年5月30日初版発行
1986(昭和61)年3月20日第2版第1刷発行
初出:同上
入力:柴田卓治
校正:磐余彦
2004年2月15日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
前へ 終わり
全4ページ中4ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
宮本 百合子 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング