て坐蒲団のごとく拵えたる」に傍点]基《ベース》三個|本基《ホームベース》および投者《ピッチャー》の位置に置くべき鉄板様の物一個ずつ[#「位置に置くべき鉄板様の物一個ずつ」に傍点]、攫者《キャッチャー》の後方に張りて球を遮るべき網[#「の後方に張りて球を遮るべき網」に傍点](高さ一間半、幅《はば》二、三間位)競技者十八人[#「競技者十八人」に白丸傍点](九人ずつ敵味方に分るるもの)審判者《アムパイア》一人[#「一人」に傍点]、幹事一人[#「幹事一人」に傍点](勝負を記すもの)等なり。
○ベースボールの競技場[#「ベースボールの競技場」に白丸傍点] 図によりて説明すべし。
[#競技場の図]
直線いほ[#「いほ」に二重傍線]及びいへ[#「いへ」に二重傍線](実際には線なし、あるいは白灰にて引く事あり)は無限に延長せられたるものとし直角ほいへ[#「ほいへ」に二重傍線]の内は無限大の競技場たるべし。但《ただ》し実際は本基《ホームペース》にて打者《ストライカー》の打ちたる球の達する処すなわち限界となる。いろはに[#「いろはに」に傍点]は正方形にして十五間四方なり。勝負は小勝負九度[#「小勝負九度
前へ
次へ
全17ページ中4ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
正岡 子規 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング