第十一 一家二種
文類第十二 二家二十二種、外に別集一家十九種、書餘二十一家二十一種
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これは校讐略に載せてゐるもので、藝文略のは之と少しく異同があるが、大體これが彼の分類法である。經類を九家に分けるのは、易・書・詩・春秋・春秋外傳國語・孝經・論語・爾雅・經解であつて、更にこの中、易については、古易・石經・章句・傳・注・集注・義疏・論説・類例・譜・考正・數・圖・音・讖緯・擬易の十六種に分つといふ工合で、分類法は頗る精密である。
大體鄭樵は史學全體に於ても、理論はよく出來て居るが、自分で歴史を作ると、あまりうまくは行かない。目録學でも、校讐學の理論はよいが、その作つた藝文略はそれほどよい出來とは云へない。殊にこの人の理論があまりに高いので、後人はややもすれば彼に反感を起し、清朝で四庫全書總目を作つた時もさうで、四庫簡明目録には、鄭樵が惡罵した崇文總目をほめて、その出來榮えは鄭樵の藝文略よりも十倍もよいと云つた。ややもすれば藝文略の出來榮えで校讐略の理論まで貶さうとするが、實は校讐略に至つて、目録學に始めて理論が立ち、學問らしくなつたのである。從來はただ精神だけ
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