捨て一人で欠落《かけおち》
馬鹿と言おうか臆病と言おうか
文盲滅法《めくらめっぽう》、河童《かっぱ》の屁のよな
腐った根性、譬《たと》え様なき
摺古木野郎だ、首でも縊《くく》って
死んだがよかろう
スチャラカ チャカポコ
スチャラカ チャカポコ
困る佐賀さん、呆《あき》れた縫《ぬい》ちゃん
下から経上《へのぼ》る平山図書さん
浅野の御隠居川勝先生
これらもやっぱり学者の生酔い
漢語交りの言葉を用いて
書附なンぞはよしてもくんねえ
机に向うて詩文の研究
山ほど書いても役には立たない
あっぱれ立派な物識《ものし》りめかして
事務策なンぞも無暗にやらかし
一《ひと》ッ廉《かど》天下の議論を述べても
社稷《しゃしょく》を助ける知恵がなければ
腐れ儒者だと孔明が言わずや
春秋左伝に通鑑綱目《つがんこうもく》
史記や漢書や元明史略《げんみんしりゃく》を
百たび見たとて千たび見たとて
生れついての馬鹿は直らぬ
鉄砲かついでピイピイドンドン
やったがましだろ
武侯の中流|呉起《ごき》が立策
七十余城を一時に落した楽毅《がっき》が行い
よくよく目をつけ考えみなせえ
野呂間《のろま》じゃ天下
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