じゃ腹も切れまい
縄をたよりに首でも縊《くく》って
死んだがよかろう
上杉親方、お前は感心
譜代恩顧の人とは違って
大きなお高を取られたお前が
先年以来の忠義はなかなか
諸人の及ばぬところでござるぞ
佐竹の親方、お前もやっぱり
高を取られた仲間の者だが
今度の大変、非常の場合だ
恨みをさし置き勤めて下さい
チャカポコ チャカポコ
チャカポコ チャカポコ
尾張の太郎さん
大きなベラボウ
神祖以来の三家の頭と
言われるおん身が
先年以来の御処置はなにごと
宮のおやまの瘡毒《そうどく》身に染《し》み
癩病病《らいびょうや》みとはなんともかんとも
たとえ様なき家来の奴ばら
塒《ねぐら》に離れた烏じゃあるまい
うろうろまごつき
カアカア言っても仕方がないぞえ
寝惚《ねぼ》けなさんすな
お附の御家老
紀伊さんなんぞは感服者だよ
一同|挙《こぞ》って兵隊こさえて
天下に忠義を尽していなさる
チャカポコ チャカポコ
チャカポコ チャカポコ
チャカポコ チャカポコ
チャカポコ チャカポコ
水戸の甚六《じんろく》、困ったものだよ
副将軍と言われるお人が
一国さて置き
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