近藤勇
同  肝煎格 副長  土方歳三
見廻組  格     沖田総司
右   同断     永倉新八
同          原田左之助
見廻組        井上新太郎
同          山崎木一
同          緒形俊太郎
見廻組  並     茨木司
同          村上清
同          吉村貫一郎
同          安藤主計
同          大石鍬次郎
同          近藤周平
惣組残らず見廻御抱御雇入仰せつけられ候
 卯六月
[#ここで字下げ終わり]
 これを二人が、すらすらと読んでしまって、田中が、
「なるほど、こうなってみると、新撰組は残らず幕府の方へ、お抱え、お雇入れ、仰せつけられ、ということになったのだな、金箔附きの御用党となったわけじゃな」
「そこだよ」
「よく、これで納まったな」
「納まらないのだ、これで近藤は御目見得格《おめみえかく》以上の役人となり、大久保なにがしという名をも下され、土方は内藤隼之助《ないとうはやとのすけ》と改名まで仰せつけられたというわけだが――納まるはずがない、本人たちは一応納まったが、納まらぬのは多
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