の分析には大切な要点だ。それと共に、最近のファシズムの分析が要求する課題として、ダットは、第一、ファシズムの経済的基礎[#「経済的基礎」に傍点]の取扱いの深化、第二、ファシズムの大衆的基礎[#「大衆的基礎」に傍点]とその階級的デマゴギー[#「デマゴギー」に傍点]との関係を明晰にすること、第三、ファッショ化過程の多様性[#「ファッショ化過程の多様性」に傍点]のより立ち入った分析、第四、ファシズムと植民地諸国[#「植民地諸国」に傍点]の問題、第五、社会民主主義[#「社会民主主義」に傍点]とファシズムとの関係に関する新しい諸問題、第六、中間層[#「中間層」に傍点]の問題の重大性をより以上認識すること、を挙げている。次に彼は「半ファシズム」、「前ファシズム」、「隠蔽されたファシズム」、等々の過渡的諸段階のカテゴリーを厳正に使用する試みを与えている。それと共に、「各国にとって単一なファッショ化方針などがあるものではない」ことを強調することによって、ファシズムに就いての生きた実際的な観念が読者に与えられるだろう。之は「日本ファシズム」の理解にとって極めて重大な点だ。
マジャールの論文は世界各国の
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