が出場を拒まれたことは注目に値いする。
[#ここで字下げ終わり]
[#ここから改行天付き、折り返して1字下げ]
A 独逸でマルクス主義哲学者として重きをなす人々は……
戸坂 ウィットフォーゲルとか『バンナー』〔『マルクス主義の旗の下に』誌〕に書く連中でしょうか。……いろいろマルキストにはあるが、……カント主義マルキストなどまで数えれば数は少なくないでしょう。
A ザウエルランドの唯物弁証法が最近日本に於て注目され、近く其の第一巻が白揚社から発行されるそうですが、之については……
中村 ザウエルランドの唯物弁証法の中にはハイデッガーに対する批判は扱われていましょうか。
C ハイデッガーに対する批判はザウエルランドの全巻を通じて出て来ない筈です。それはザウエルランドは唯物弁証法の問題を中心に取り扱ったためでした。しかしその話はあとにして、戸坂氏の述べられた、ドイツの観念論哲学はどういう風に日本に影響したかということの外に、なおドイツの観念論哲学は、どんなものに結び付けられていたかという問題が残っています。ドイツ観念論哲学は戸坂氏の特色づけられた様に非常に宗教的色彩が豊かである。特に哲学に於
前へ
次へ
全273ページ中264ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
戸坂 潤 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング