ネ連絡を有っているかを示している。
だから例えば生物学と云っても、之を物理学(乃至化学)から切り離して問題に出来ないのは云うまでもないばかりでなく、之を社会科学と切り離してさえ充分な観点を失って了うということを注目しなければならない。だがこの自然科学と社会科学との連関は、決して生物学にだけ特有なものではない。一切の自然科学が社会科学と或る根本的な連関に立っているということを、特に今注目しなければならない。ここで技術学(乃至ルーズに云えば技術)と自然科学との関係が最も重大となる。
数学―物理学―化学が狭義の技術学(Technologie)即ち工学(Engineering)と事実上密接に結合していることは何人も知っている。だがこの結合に就いての理解は、必ずしも同じではないし又根本的でもなければ正当でもないのが常である。普通技術学は自然科学の応用だと云われている。というのはまず自然科学が原理的に研究されて、それがその後発見された必要に応じて実際問題に応用された時、それが技術学というものだと考えられている。なる程一応そういう風に外見上は見えるのであるが、自然科学者自身がその研究の主観的な意
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