w的社会理論、ルードウィヒ・シュタイン L. Stein(1859−1930)の哲学的社会問題の取扱い、テニエス 〔F. To:nnies〕(1855−1936)の主意説的な社会分析、ミヘルス R. Michels(1876−1936)やグンプロヴィチの社会生活の根本問題の検討、リットやフィアカント A. Vierkandt(1867−1953)其他の現象学的社会学、ウォルムス R. Worms(1869−1926)の『社会科学の哲学』、バルトの『社会学としての歴史哲学』など、いずれも社会哲学の名に値いし或は自らかく名乗る処の社会学[#「社会学」に傍点]に属する。
 併し社会哲学はその名の示す通り、一種の哲学[#「哲学」に傍点]或は哲学の一部門に他ならぬという意味を有つ。古来有力な哲学の殆どすべては必ず社会に関する哲学部門をその体系の重大な部分として有っている。プラトンの国家・政治理論、アリストテレスの政治学・国家論・倫理学を始めとして、近世ではホッブズの『レヴィアサン』(Leviathan, 1651)、スピノザの政治論、ロック・モンテスキュー de Montesquieu(1689
前へ 次へ
全200ページ中116ページ目


小説の先頭へ
文字数選び直し
戸坂 潤 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ 登録 ご利用方法 ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング