ノ傍点]とになるのである。
 ブルジョア社会は、本質から言って、ブルジョアジーとプロレタリアートとの階級対立に基く社会であり、生産の手続き上からは squeezing system により、経済的には貧困化により、政治的には抑制により、前者が後者を支配[#「支配」に傍点]する処の社会である。そしてブルジョアジーのプロレタリアートに対するこの支配が、余剰価値の再生産の過程と共に、益々強化されて行く処の社会なのである。ブルジョア社会に於ける国家[#「国家」に傍点]はブルジョアジーの階級的支配のための最高の機関となる*。
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* この資本主義社会の現在に於ける諸矛盾[#「矛盾」に傍点]とそれによる新しい社会制度への蝉脱とは、社会科学的世界の最も生彩のある内容であるが、史的唯物論のごく全般的な規定に止まらねばならぬ今の吾々は、之を省略することを余儀なくされる(之に就いては前述の一般的な部分及び前出拙稿「唯物史観とマルクス主義社会学」二九頁以下を見よ)。
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 さて以上のようなものが、史的唯物論(社会科学的世界)の具体的内容の、ごく
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