j的な時間[#「歴史的な時間」に傍点]に相応した系列的な連絡が想定される場合には、材料が示す事象の時間的変動は、この統計解析によって、いくつかの基本的[#「基本的」に傍点]変動形態に分解され、夫々の変動形態が独立に取り出される*。統計解析は更にこの独立に取り出された一定の変動形態を、より単純な相互に独立な最後の要素的[#「要素的」に傍点]変動形態の合成として分解したり(フリエの調和解析)、又二種以上の異った材料の夫々の変動形態の相互間に、各種の相関関係[#「相関関係」に傍点]を見出すことも出来る**。――こうして統計的操作は、科学研究のための材料を収集し提供する処の一つの[#「一つの」に傍点]手段なのである。
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* 例えば偶然変動・長期変動・季節的変動・周期的変動=狭義のコンユンクテゥール(景気変動)などに分解される。
** 統計解析に就いては小倉金之助「数理統計」(改造社版『統計学』上)を見よ。
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 社会科学に於ける統計的操作の役割に就いては、改めて説明するまでもあるまい。この操作を用いないでは社会科学的方法は殆んど
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