ヘ前の分析的操作の一変形に過ぎない。――自然科学、特に所謂精密科学に於て、この操作が重大なことは、説明するまでもない。或る場合には物理学の根本原則さえが、この操作の制約を受けて初めてその形態を与えられる(例えばマクスウェル電磁方程式のシムメトリ形式から、相対性理論の手続き上の成立動機が生じた如き)。又逆に一定の物理学的原則は或る特定形態の解析的操作だけを選定する必要を生む(例えば量子力学によるマトリックス、波動力学による波動方程式など)。所謂精密科学にはぞくさない生物学に於ても、Biometrie や関数生物学、メンデリズムに於けるコンビネーションなど、この手段に訴える。実験心理学に於ける適用も亦言を俟たない。
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* ここに解析的と云ったのは、必ずしも数学的な Synthesis(代数や整数論や純粋幾何学など)と対立させる意味ではない。
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 社会科学に於ける解析的操作は、数理経済学や経済学に於ける感覚測定論に最もよく現われる*(数理経済学に就いては前を見よ)。それからマルクスが『資本論』第二巻に用いた有名な公式W―G―
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