闥iは一般に、研究様式にぞくする浮動した断片ではあるが、研究様式そのものではなかった。そして叙述様式でもない。ではこの二つの様式と、之とはどう関係するか。――もし今この分析的操作をそのまま科学の研究様式・研究手段として採用するならば、夫は概念分析だけによって事物関係を説明しようとすることであって、分析が形式論理的な場合には明らかにスコラ主義[#「スコラ主義」に傍点]となり、分析が弁証法的である場合には詭弁[#「詭弁」に傍点](ソフィステライ)の類となるだろう。だから、この研究手段が研究方法・研究様式として役立つためには、少くともこの操作以外の諸手段(数学的解析とか実験とか)を同時に用いなければならぬ、ということが判る(この点、他の夫々の研究手段・操作に就いても変りはない)。――それから、分析的操作は叙述様式に於て最も有効に用いられる処の手続きであることに就いては、多く考察を必要としないだろう。
解析的操作[#「解析的操作」に傍点]。之は一般の文字と一般の分析操作との代りに、記号と数学的操作(計算・演算・其の他一切)とを用いる処の、数学解析の手段を指す*。その外貌の相違にも拘らず、之
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