ナそこに恰も歴史学[#「歴史学」に傍点]の方法という課題が結びつくのである。歴史学の方法論を文献学乃至解釈学の内に見出した最初の段階は恐らくW・v・フンボルトであろうが、之をハッキリと意識的に前面に押し出したものはドロイゼン(J. G. Droysen, Historik)である。ディルタイの歴史学乃至精神科学の方法論は、ここに基くのである**。
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* W. Schleiermacher, 〔Akademierenden u:ber Hermeneutik.〕――なおシュライエルマッハーの後輩 A. Boeckh の 〔Enzyklopa:die und Methodologie der philologischen Wissenschaften〕 は注目すべき書物である。
** ディルタイについては全集第七巻、Der Bau der geschichtlichen Welt in den Geisteswissenschaften を見よ。――なお文献学の現代に於ける意義に就いては、拙著『日本イデオロギー論』中の「文献学的哲学の批判」〔前出〕
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