lである。その『論理学』に於ける諸科学の比較研究――科学の分類[#「科学の分類」に傍点]――は一応尊重に値いする。
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 この意味に於て注目すべきはK・ピアソンの『科学の文法』(K. Pearson, The Grammar of Science, Part I. II., 1911)である。マッハの認識理論の系統を引く彼は、ヴントなどとは異って、イギリス風に消化された思想と表現とによって、この科学概論[#「科学概論」に傍点]を書いた。彼は統計学者で又物理学者である。
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 で、科学論乃至科学方法論は、単に十九世紀後半以来の自然科学の急速な発達に俟つだけでは充分ではなかったので、更に諸自然科学の比較研究[#「比較研究」に傍点]、特に歴史科学乃至社会科学と自然科学との比較研究、の関心に俟たねばならなかった。そしてすでに述べた通り、之は、自然科学の科学的イデー・科学性と哲学の夫との比較研究、或いは寧ろ、実証的な自然科学の席巻からして如何に哲学という教授職の糧を護るかという関心とさえ、関係があったのである。嘗てヘーゲル哲学体系の崩壊直後、哲学は到底
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