Iロギーの論理学[#「イデオロギーの論理学」に傍点]に、何かの仕方で結び付かなければならない筈であった――前を見よ。それを見るためには併し、ジャーナリズムとアカデミズムとのイデオロギー的機能[#「イデオロギー的機能」に傍点]を(そしてイデオロギーは論理によってその骨髄を与えられる筈だったことを思い起こそう)、もう少し立ち入って検べて見なければならない。
ジャーナリズムのイデオロギー的機能は、その批評性[#「批評性」に傍点]に求められる。ジャーナリズムは、それがどのように専門的なアカデミカルな事物を取り扱うにしても、常に之を評論的視角[#「評論的視角」に傍点]から取り上げねばならぬ。それは文芸批評[#「文芸批評」に傍点]として又学術評論[#「学術評論」に傍点]として、特色を現わす。だから文学とか哲学とかいう、それ自身批評的・評論的・性格を担っているものは、それが優れたものである場合、多くジャーナリスティックな特色を持っていることが事実である。カントの批評主義[#「批評主義」に傍点]の哲学が甚だ能く読まれたなどは無意味ではない。――アカデミズムのイデオロギー的機能は之に反して、その実証性
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