eit......, S. 189.
[#ここで字下げ終わり]
デュルケムに於ては一旦陰影の側に回されていた処の、この発展段階[#「発展段階」に傍点]の思想が、今や多少その形を変えたにしても尚その精神に従って、再びイェルザレムの内に再生しているように見えることを、人々は注意せねばならぬ(それに、コント風の人間性の概念も亦再び其処に姿を現わした)。コント知識社会学の歴史的原理[#「歴史的原理」に傍点]はかくて、少くともその一部分をイェルザレムによって復原されたかのようである。併し復原は啻にこの点だけに止まらない。
コントはみずから 〔voir pour pre'voir〕 をば実証的精神と定義している、彼にあっては真理とは単に見る[#「見る」に傍点]――理論――ためのものではなくて、正に予見[#「予見」に傍点]するためのものであり、そして予見は人間が実践[#「実践」に傍点]するためにこそ必要なのである。真理は実践のための方向線でなければならない。真理のこの実証的概念はそのままイェルザレムに移行するように見える*。真理概念をこのように実証主義的にする時、真理とは主観的相互の普遍的な合致
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