les de la me'thode sociologique, p. 154〕)。「同時的共変法」は「社会学的研究の優れたる道具である」(p. 162)。
[#ここで字下げ終わり]
 知識の歴史的規定という知識社会学的問題――イデオロギー論が之を代表する――からの逃避は併しながら、之に代わるべき新しい知識社会学を積極的に開拓して見せることによって、至極目立たないように行なわれることが出来る。デュルケムの知識社会学はかくて、社会学的認識論[#「社会学的認識論」に傍点]という形を取らねばならない。
 カントの先験論的――論理学的――認識論は今や実証主義的――社会学的――認識論となる。範疇[#「範疇」に傍点]は先験的に演繹される代りに社会学的に実証される。元来、デュルケムによれば宗教は形而上学的な神学者や自然主義的な宗教学者達の考える処とは異って、社会的[#「社会的」に傍点]に発生した根本的な社会現象でなければならないのであるが*、認識は処で恰もこのような宗教意識によって限定され、そうすることによって初めて認識の形態を取ることが出来る、ということが証明される。で論理の範疇は全く、宗教的社会
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