三つの異った人格の類型、この三つの異った社会群――この三つのものの上に、宗教[#「宗教」に傍点]と形而上学[#「形而上学」に傍点]と実証科学[#「実証科学」に傍点]とが成り立つのに外ならない*。この三つの精神的勢力の歴史運動の形態も亦、本質的に相異っている、とそうシェーラーは云っている**。
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* 三種類の知識を次のようにも呼ぶことが出来る、――「救済の知識」(例えば釈尊の宗教)、「教養の知識」(例えば孔子やソクラテスの形而上学)、「労作(労働)の知識」(例えば科学者の科学)。
** 〔M. Scheler, U:ber die positivistische Geschichtsphilosophie des Wissens.〕 (Moralia,[#「Moralia,」は底本では「Moralia」] S. 31―33)
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 知識はかくて、その凡ゆる規定に於て、その指導者の類型に於て、その淵源と方法とに於て、その運動の仕方に於て、その社会的な群集の仕方と社会に於ける機能に於て、そして最後に、階級・身分・職業に於て、凡そ
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