カきていた――とは、全くその発展の切線方向を異にしているのを見ねばならぬ。かしこにはドイツ新興資本主義の隆々たる前途があり、ここにはその垂直的な下向線がある。今や、問題はドイツ[#「ドイツ」に傍点]の没落[#「没落」に傍点]と救済[#「救済」に傍点]とでしかない。救済主はアメリカであるかソヴェートであるか、それともヒトラーであるか。これは経済的・政治的な問題である。――だがドイツ民族的「精神」は、ドイツ的「文化」は、又この問題と平行しないではいない。ドイツ的精神・文化も亦今や没落[#「没落」に傍点]に瀕している。それは救済[#「救済」に傍点]されねばならない。だがドイツ精神・ドイツ文化はヨーロッパ(及びアメリカ)精神・文化の、代表者でなければならなかった。だから問題は、ヨーロッパ(及びアメリカ)精神・文化の没落と救済との問題である。――恰も、債務者ドイツの救済は英米仏の又ドイツそのものの資本主義自身の救済であるように。
そこでわが文化社会学はどうなるか、文化[#「文化」に傍点]社会学は同語反覆的に、文化の[#「文化の」に傍点]――即ち又精神[#「精神」に傍点]の――没落[#「没落」に
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