_]の対立――例えば歴史的社会的問題[#「問題」に傍点]と形而上学的神学的問題[#「問題」に傍点]との対立――に動機づけられているに外ならないのである。相対主義と絶対主義とを、二つの立場[#「立場」に傍点]として対立せしめれば、そこに結果するものは水掛論である、吾々は既にそれを見た。そうではなく之を二つの問題[#「問題」に傍点]に於て対立せしめれば、二つの主義は調停の条件を持ち合うことが出来るであろう*。――かくて問題の概念が立場の概念を優越する間接の証拠は、茲にその一つを示してはいないか。
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* 例えば或る意味の絶対主義がとりも直さず或る意味の相対主義に外ならない、というように。之は勿論二つの立場[#「立場」に傍点]の折衷を意味しない。
[#ここで字下げ終わり]
立場は、その概念の性格から云って、或る意味の絶対化であることが明らかとなったと思う。絶対化は常に非歴史化[#「非歴史化」に傍点]である。立場がどのように非歴史化的概念であるかを、改めて今見よう。
立場は整合を意味した。整合を論理的根拠・基礎としてその上に立てられた限りの理論内容は
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