ニいう――機能を有つ時、それが、科学の大衆性の第二[#「第二」に傍点]の規定となる。――もし或る科学が、大衆の半ば無自覚・無媒介に持つ意識をば解明し、之に科学的(理論的)根本性を与え、そうすることによってこの意識をば夫が向わねばならずにいた一定の焦点へ志向・集中せしめ、それと同時に、この焦点を尖端として逆にこの意識[#「意識」に傍点]内容一切を理論[#「理論」に傍点]にまで整理するならば、その科学こそは大衆性――第二の規定としての――を有つのである。未組織諸観念を理論にまで合目的的に整理することが、科学の今の大衆性であるだろう。かくして大衆の大衆的――階級的――意識水準[#「意識水準」に傍点]は高度となり、それが又逐次に夫に相当する理論水準[#「理論水準」に傍点]にまで翻訳される*。
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* 科学の大衆性が大衆の観念的組織化であればこそ、大衆化が大衆の前衛にまで及ぶ時、そこに例えば指導原理[#「指導原理」に傍点]が、科学的に而も大衆的に[#「科学的に而も大衆的に」に傍点]、樹立されることも出来る。もし大衆性が科学の普及化などであるならば、凡そ指導
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