驍ラき定位を割り出す場合の原理を、それは意味するであろう。処がこの仕方はとりも直さず先程から排斥している形式主義の外ではないのである。形態概念はそれ故、この形式から内容への形式主義的進行の原理――個別化原理――から引き離して理解されるべきである。形態は典型ではない*。
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* 典型[#「典型」に傍点]・個性[#「個性」に傍点]、等々の概念は、形式的原理にぞくする処の個別化原理に基く。之は夫々、形態[#「形態」に傍点]・性格[#「性格」に傍点]、等々の概念から区別されねばならない――性格に就いては次を見よ。
[#ここで字下げ終わり]
 形態の概念は性格[#「性格」に傍点]の概念と関係している。一般に、事物の容積ある内容を、内容として、即ち内容的に[#「内容的に」に傍点]――形式的にではなく――把握する通路を、性格と呼ぶことが出来るであろう。事物は一般に、性格という理解の通路に沿うて、初めて一定の性格を有つ事物として、その容積ある内容を捉えられる。そうしなければ事物の容積は平面に還元され、事物の優越なる性格が凡庸化され、内容は形式化されて了うであろう
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