j的時間軸を変換し、現代が或る次の時代であると仮構することによって事物を論じることは許されない。現代は相対的[#「相対的」に傍点]である、併しそれにも拘らず現代は絶対に[#「絶対に」に傍点]現代であって他の時代ではない。歴史社会の現代性の、このような絶対的に見えながらそれ故却って相対的な特色を云い表わすものが、恰も性格概念であるであろう。性格の概念は歴史的無政府主義と、超歴史的専制政治とから、歴史社会の現実的運動を守るための概念なのである。
問題は性格的である。それは時代の血を引いている限り、時代の寵児であるであろう。かくて性格的問題――それが問題らしい問題である――は常に支配的な問題であるか、或いは又[#「或いは又」に傍点]、支配的になろうとする勢を示す処の問題なのである(それ故それは流行や新しさと混同されることが往々である)。言葉を換えて云うならば、それは或る意味に於て、有力[#「有力」に傍点]なる問題であり、解決力[#「解決力」に傍点]ある問題なのである。性格的問題――それこそ最も問題らしい問題である――は他の多くの問題[#「他の多くの問題」に傍点]を解決すべき第一義の[#「第
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