出家とその弟子
倉田百三

−−
【テキスト中に現れる記号について】

《》:ルビ
(例)叔母上《おばうえ》

|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)煙突|掃除人《そうじにん》

[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(例)[#ここから4字下げ、ページの左右中央]
−−

[#ここから4字下げ、ページの左右中央]
この戯曲を信心深きわが叔母上《おばうえ》にささぐ
[#ここで字下げ終わり]
[#改ページ]

[#ここから8字下げ、ページの左右中央]
極重悪人唯称仏《ごくじゅうあくにんゆいしょうぶつ》。 我亦在彼摂取中《がやくざいひせっしゅちゅう》。

煩悩障眼雖不見《ぼんのうしょうげんすいふけん》。 大悲無倦常照我《だいひむげんじょうしょうが》。

         (正信念仏偈)
[#ここで字下げ終わり]
[#改丁]

[#ここから3字下げ、ページの左右中央]
出家とその弟子
[#ここで字下げ終わり]
[#改丁]

    序曲

      死ぬるもの

       ――ある日のまぼろし――

[#ここから改行天付き、折り返して1字下げ]
人間 (地上を
次へ
全275ページ中1ページ目


小説の先頭へ
文字数選び直し
倉田 百三 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ 登録 ご利用方法 ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング