wと二人の孤《みなしご》を一手に引き受け、直ちに彼ら一家の急を救ってくれた人は、すなわちロイド・ジョージの母の弟なるリチャード・ロイドその人である。
リチャード・ロイドも決して家に余財ある人ではなかった。彼はラニスタムドゥウィという村の靴屋《くつや》であった。しかも、このあわれなる靴屋は、自分の姉及びその連れ子を自分の家に引き取り、やせ腕一本でもってその姉を養い、また三人の甥《おい》と姪《めい》(ロイド・ジョージの父がなくなった時、母は妊娠中であった)とを育て上げ、彼自らはついに独身生活を貫いた。私は今日のロイド・ジョージはもって六尺の孤を託すべき底《てい》の人物であると言ったが、彼を育てた叔父《おじ》のリチャード・ロイドその人がまた、実にもって六尺の孤を託すべき底の人物であった。
ロイド・ジョージ自らその叔父《おじ》の事を語っていう。
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My uncle never married. He set himself the task of educating the children of his sister as a sacred and supreme
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