りしマルクス流である。理論や機構が第一の問題とせられる。いたずらにそれらに遠慮してしかも気合のかからぬ根本原因をなしている。
どんな事があっても必ず達成しなければならぬ生産目標を明示し、各部門毎に最適任者を発見し、全責任を負わしめて全関係者を精神的に動員して生産増加を強行する。政府は各部門等の関係を勇敢親切に律して行く。そうすれば全日本は火の玉の如く動き出すであろう。資本主義か国家社会主義か、そんな事は知らない。どうでも宜しい、無理に資本主義の打倒を策せずとも、資本主義がこの大生産に堪え得なければ自然に倒れるであろう。時代の要求に合する方式が必ず生まれて来る。昭和維新のため、革新のための昭和維新ではない。最終戦争に必勝の態勢を整うるための昭和維新である。必勝せんとする国民、東亜諸民族の念力が自然裡に昭和維新を実行するのである。
この意気、この熱意、この建設は自然に世界無比の決戦兵器をも生み出す。即ち今日持久戦争に対する国防の確立が自然に将来戦争に対する準備となるのである。
第三節 満州国の責務
ソ連が東亜連盟を侵す径路は三つある。第一は満州国であり、第二は外蒙方面より
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