は今日以上の統制が必要である。防空総司令官を任命(成し得れば宮殿下)し、これに防空に任ずる陸海軍部隊および地方官憲、民間団体等を総て統一指揮せしめる。
 持久戦争であるから上述の軍需品の他、連盟の諸国家国民の生活安定の物資もともに東亜連盟の範囲内で自給自足し得る事が肝要である。即ち経済建設の目標は軍需、民需を通じて、統一的に計画せられねばならない事は言うまでもない。
 アメリカでさえ総ての物資は自給自足をなし得ないのである。最少限度の物資獲得の名に於て我らの力の現状を無視していたずらに外国との紛争を招く事は充分警戒を要する。戦争は最大の浪費である。戦争とともに長期建設と言うも、言うは易く実行は至難である。
 ドイツの今日あるはあの貧弱なる国土、恵まれざる資源に在ったとも言える。即ち被封鎖状態が彼らの科学を進歩せしめた。資源もちろん重要であるが、今日の文明は既に大抵の物は科学の力により生産し得るに至りつつある。資源以上に重要なるものは人の力であり、科学の力である。日、満両国だけでも資源はすばらしく豊富にある。殊にその地理的配置が宜しい。我らが科学の力を十二分に活用し、全国力を綜合的に運用
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