ウンはキラキラと星に照されている雪におおわれた真白な丘を、殺人者と共に幾時間も歩き続けた、そして二人がお互に何を話したか。それは知る事は出来ない。



底本:「世界探偵小説全集 第九卷 ブラウン奇譚」平凡社
   1930(昭和5)年3月10日発行
※「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に基づいて、底本の表記をあらためました。
その際、以下の置き換えをおこないました。
「貴方→あなた 彼奴→あやつ 有難い→ありがたい 或い→あるい 居→い・お 何時→いつ 於て→おいて 凡そ→およそ か知ら→かしら かも知れ→かもしれ 位→くらい 斯う→こう 此→この 之→これ 凡て→すべて 其処→そこ 其→その・それ 其奴→そやつ 然・然し→しかし 度い→たい 丈け→だけ 唯→ただ 忽ち→たちまち 多分→たぶん 丁度→ちょうど 頂戴→ちょうだい 一寸→ちょっと 何処→どこ 兎も角→ともかく 飛んだ→とんだ 尚・猶→なお 成程→なるほど 筈→はず 殆ど→ほとんど 又・亦→また 迄→まで 間もなく→まもなく 見→み 若し→もし 以て・以って→もって 尤も→もっとも 程→ほど
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