は潮《うしお》のように鳴った。その森のそばを足利《あしかが》まで連絡した東武鉄道の汽車が朝《あした》に夕べにすさまじい響きを立てて通った。
底本:「田舎教師 他一編」旺文社文庫、旺文社
1966(昭和41)年8月10日初版発行
1985(昭和60)年重版発行
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5−86)を、大振りにつくっています。
入力:林 幸雄
校正:松永正敏
2007年2月2日作成
青空文庫作成ファイル:
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