っつけてしまえ」
博士はなかなか元気であった。
蟻田隊と丸木隊とのたたかいははじまった。
火星兵は、どこにかくしもっていたか、先の太いこんぼうのようなものを、ほそながい手に、にぎって、蟻田博士たちをめがけて、おしよせて来た。
「おちついて、ふき矢を放て!」
博士は、新田先生と千二少年とを、はげまして言った。
先生と千二とはさっきから、ふき矢を、おしよせる火星兵のむれを目がけて、ふきつけているが、なれないこととて、なかなか思うように、ふき矢があたらない。
「しまった、また、はずれた」
「おい千二君。ふき矢のくだを、あまりかたくにぎっていると、いけないよ。そうして、こういうぐあいに、ふうっとふくといい」
やっぱり先生の方が上手であった。
「なるほど。そうやると、うまくいくんですねえ。僕たちがいつも作って、あそんでいたふき矢とは、やりかたが、ちがうんだな」
千二は先生におしえられ、そのとおりにやってみると、なるほど、ふき矢はぴゅんととんで、林のはしから顔をだしたばかりの火星兵のむなもとに、ぷすりとつきたった。
すると、火星兵はねずみが、ねずみおとしのわなにかかったように、ぴょ
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