なずまのように、烈しくきらめきだしたのであった。
何事が始ったのか?
「あ、こいつは、いかんぞ。大江山隊長、残念ながら、早いところ山を下りたがいい。火星兵団に何か、たくらみがあるぞ!」
博士が、いつになく、あわてて注意した。
「え、一度引上げるのですか」
「うん、早くせい」
そう言っている時、突撃隊の中に変なことが起った。
火星の宇宙艇が、ぴかぴかやっているうちに、突撃隊の中に、へんなことがおこった。――とは、どんなことだったか?
「隊長、ピストルがぐにゃぐにゃになってしまいました」
「わたしのもそうです。いやそればかりではない。腰についていた剣がどろどろにとけて、地面に落ちてしまいましたぞ」
「わたしのも、とけてしまった。これはどうも、へんなことになったものだ」
と、隊員たちは、さわぎ出した。全く不思議な出来事であった。かたい金属で出来たものが、いずれも、ぐにゃぐにゃになって、とけて流れるのであった。
「博士、えらいことになりました。一体、どうしたのでしょう」
と、新田先生が、横から心配そうにたずねた。
「うん、察するところ、火星兵団では、金属をとかす怪力線を使っているら
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