スゞ淺い滑稽の表象でしかない。人はいかなるものをも弄ぶやうになるものだ。すくなくもこの世に幸福を持ち來しさうなあの福々しい女のほゝゑみも、あれはその實、笑つてゐるのか泣いてゐるのか分らないやうな氣がする。
TERRE
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これは詩人川路柳虹君の紹介により、佛國巴里の佛日協會にて發行する『フランス・ジャポン』誌に寄書したもの。もとより原稿は國の言葉で書き送つたものであるが、佛文にて譯載されたのもめづらしく思ふまゝ。
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Le 〔ve'ritable〕 cultivateur, dit−on, ne s'amuse pas avec la terre. Ceux qui ne sont pas agriculteurs peuvent s'imaginer qu'ils travaillent la terre, mais, en 〔re'alite'〕, touchant inutilement le sol, ce ne sont pas des cultivateurs. Le vrai paysan 〔e'vite〕 de touc
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