の見えるところへ行つて、あの※[#「嫩」の「攵」に代えて「欠」、第4水準2−5−78]《わか》い夢でも湛へたやうな、灰色がゝつた青い卷葉が開いて行くさまなぞをじつと眺めながら、多くの時を送つたこともあつた。



底本:「日本の名随筆18 夏」作品社
   1984(昭和59)年4月25日第1刷発行
   1986(昭和61)年5月30日第4刷発行
底本の親本:「藤村全集 第一三巻」筑摩書房
   1967(昭和42)年9月
入力:土屋隆
校正:川山隆
2007年6月23日作成
青空文庫作成ファイル:
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