罪と罰(内田不知庵譯)
北村透谷
−−
【テキスト中に現れる記号について】
《》:ルビ
(例)沈痛《ちんつう》
|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)七|囘《くわい》
[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数)
(例)※[#「口+加」、第3水準1−14−93]
/\:二倍の踊り字(「く」を縦に長くしたような形の繰り返し記号)
(例)おう/\
*濁点付きの二倍の踊り字は「/″\」
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沈痛《ちんつう》、悲慘《ひさん》、幽悽《ゆうせい》なる心理的小説《しんりてきせうせつ》「罪《つみ》と罰《ばつ》」は彼《か》の奇怪《きくわい》なる一大巨人《いちだいきよじん》(露西亞《ロシア》)の暗黒《あんこく》なる社界《しやくわい》の側面《そくめん》を暴露《ばくろ》して餘《あま》すところなしと言《い》ふべし。トルストイ、ツルゲネーフ等《とう》の名《な》は吾人《ごじん》久《ひさ》しく之《これ》を聞《き》けども、ドストイヱフスキーの名《な》と著書《ちよしよ》に至《いた》りては吾文界《わがぶんかい》
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