いつでしたか、友人の西川一草亭氏にこの事を話しましたら、氏は
「私は花を犠牲にばかりはしていません。私の技術で花を活かせているとも思います。然し花供養は面白いと思いますから、一度やってみましょう。」
と言っていました。私は友人の自信のある言葉を喜ばずにはいられませんでした。
底本:「日本の名随筆17 春」作品社
1984(昭和59)年3月25日第1刷発行
1997(平成9)年2月20日第20刷発行
底本の親本:「太陽は草の香がする」アルス
1926(大正15)年9月発行
入力:門田裕志
校正:大野 晋
2004年9月26日作成
青空文庫作成ファイル:
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