、それへと続《つゞ》いた。仕舞には世の中が真赤《まつか》になつた。さうして、代助の頭《あたま》を中心としてくるり/\と焔《ほのほ》の息《いき》を吹いて回転した。代助は自分の頭が焼け尽きる迄電車に乗つて行かうと決心した。



底本:「漱石全集 第六巻」岩波書店
   1994(平成6)年5月9日発行
底本の親本:漱石の自筆原稿
※ルビは、漱石の原稿にあったルビのみ付け、岩波編集部が付けたルビは省きました。
※ルビ、文字遣い、語句の混在は底本の通りとしました。
入力:Godot、野口英司、oto
校正:門田裕志、小林繁雄
2005年4月16日作成
2006年5月20日修正
青空文庫作成ファイル:
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