は偶然を受取らない、人間の生活は当然に向つて進展しつつある[#「人間の生活は当然に向つて進展しつつある」に傍点]、あらねばならない[#「あらねばならない」に傍点]、必然を受納する[#「必然を受納する」に傍点]、しなければならない[#「しなければならない」に傍点]。
除夜の鐘が鳴りだした、私は焼香念誦した、あゝありがたい年越ではある。
[#天から2字下げ]・昭和九年もこれぎりのカレンダー一枚

        ×

『最後の晩餐』
[#天から3字下げ]一家没落時代の父を想ひ祖母を想ふ。



底本:「山頭火全集 第六巻」春陽堂書店
   1987(昭和62)年1月25日第1刷発行
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5−86)を、大振りにつくっています。
※複数行にかかる中括弧には、けい線素片をあてました。
入力:小林繁雄
校正:仙酔ゑびす
2009年7月15日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
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