其中日記
(六)
種田山頭火
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【テキスト中に現れる記号について】
《》:ルビ
(例)船窓《マド》
[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数)
(例)※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2−13−28]
/\:二倍の踊り字(「く」を縦に長くしたような形の繰り返し記号)
(例)とう/\
*濁点付きの二倍の踊り字は「/″\」
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旅日記
[#ここから2字下げ]
□東行記(友と遊ぶ)
□水を味ふ(道中記)
□病床雑記(飯田入院)
□帰庵独臥(雑感)
[#ここで字下げ終わり]
三月廿一日[#「三月廿一日」に二重傍線] (東行記)
春季皇霊祭、お彼岸の中日、風ふく日。
樹明君から酒を寄越す、T子さんが下物を持つてくる、やがて樹明君もやつてくる。……
出立の因縁が熟し時節が到来した、私は出立しなければならない、いや、出立せずにはゐられなくなつたのだ。
酔歩まんさんとして出かける、岐陽君を訪ねる、酒、さらに呂竹さんを訪ねる、そしてFをSを訪ねて酒。
とう/\
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