しん》の尼《あま》の若かりしむかしつけたるかねの声々《こえごえ》
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田間一路
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横にゆく蟹川《かにがわ》こえて真直《まっすぐ》に通る門田《かどた》の中《なか》ぜきの道
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巌畔酒※[#「土へん+盧」、第3水準1−15−68]
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杉のはのたてる門辺《かどべ》に目白おし羽觴《うしょう》を飛《とば》す岸の上《へ》の茶《ちゃ》や
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堰口水碓
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水車《みずぐるま》くる/\めぐりあふことは人目つゝみのせき口《ぐち》もなし
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 去年の暮|巌谷四六《いわやしろく》君[#ここから割り注]小波先生令弟[#ここで割り注終わり]と図《はか》らず木曜会忘年会の席上に邂逅《かいこう》した時談話はたまたまわが『日和下駄《ひよりげた》』の事に及んだ。四六君は麹町《こうじまち》平川町《ひらかわちょう》から永田町《ながたちょう》の裏通へと上《のぼ》る処に以前は実に幽邃《ゆうすい》な崖があったと話された。小波《さざなみ》先生も四六君も共々《ともども》その頃は永田町なる故|
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