中[#一]一般[#上]。應酬工夫、當[#下]如[#二]間居獨處時[#一]一般[#上]。
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〔譯〕愼獨《しんどく》の工夫《くふう》は、當《まさ》に身|稠人《ちうじん》廣座《くわうざ》の中に在るが如く一|般《ぱん》なるべし。應酬《おうしう》の工夫は、當《まさ》に間居《かんきよ》獨處《どくしよ》の時の如く一般なるべし。
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七七 心要[#二]現在[#一]。事未[#レ]來、不[#レ]可[#レ]邀。事已往、不[#レ]可[#レ]追。纔追纔邀、便是放心。
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〔譯〕心は現在《げんざい》せんことを要《えう》す。事未だ來らずば、邀《むか》ふ可らず。事已に往《ゆ》かば、追《お》ふ可らず。纔《わづ》かに追ひ纔かに邀へば、便《すなは》ち是れ放心《はうしん》なり。
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七八 物集[#二]於其所[#一レ]好、人也。事赴[#二]於所[#一レ]不[#レ]期、天也。
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