亦謂[#二]之氣[#一]、竝無[#二]不可[#一]。如[#二]浩然之氣[#一]、專指[#二]運用[#一]、其實太極之呼吸、只是一誠。謂[#二]之氣原[#一]、即是理。
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〔譯〕理は本《も》と形《かたち》無し。形無ければ則ち名無し。形ありて後に名有り。既に名有れば、則ち理之を氣と謂ふも、不可無し。故に專ら本體《ほんたい》を指せば、則ち形後《けいご》も亦之を理と謂ふ。專ら運用《うんよう》を指せば、則ち形前も亦之を氣と謂ふ、竝《ならび》に不可無し。浩然《かうぜん》の氣の如きは、專ら運用を指すも、其の實|太極《たいきよく》の呼吸《こきふ》にして、只是れ一|誠《せい》なり。之を氣|原《げん》と謂ふ、即ち是れ理なり。
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五八 物我一體、即是仁。我執[#二]公情[#一]以行[#二]公事[#一]、天下無[#レ]不[#レ]服。治亂之機、在[#二]於公不公[#一]。周子曰、公[#二]於己[#一]者、公[#二]於人[#一]。伊川又以[#二]公理[#一]、釋[#二]仁字[#一]。餘姚亦更[#二]博
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