ハハ(段六の耳へ口を持って行き)段六公! 今年の芋は、まったくできのええ芋だてことよ!
段六 野郎め! アハハハハ、こら! アハハ、やれどっこいしょ。(再びしゃがみこむ。)
仙太 アハハハ。何をするやら。滝! (これもしゃがむ。段六の唄の続き『……夏のうう、……土用ううのう、……日のう、長がさあああ……』
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(滝三も仕方なくしゃがんで働きはじめる。
 永い間。
 静寂。水の音)
[#ここで字下げ終わり]
[#地付き](幕)
[#地付き](一九三三年)



底本:「叢書名著の復興1 恐怖の季節」ぺりかん社
   1966(昭和41)年12月1日第1刷発行
初出:「斬られの仙太」ナウカ社
   1934(昭和9年)4月
※ト書きの字下げの不統一は、底本通りにしました。
入力:伊藤時也
校正:伊藤時也・及川 雅
2009年9月4日作成
2010年2月4日修正
青空文庫作成ファイル:
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