の女が今夜は自分から腰を持ちあげて
珍らしく、とろけかけた薄眼を開いている。
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(言いながら、タイツと残っていた片方の乳当をベリッとむしり取って、前に当てた木の葉だけになり、ゼスチュア)
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あたしは、はじめて知った
男でも女でも、男が男であるものと女が女であるものと
ハイセツ物を出す所とが、すぐわきに隣り合っている
それまでだってその事を知らぬわけではなかったのに
だのに、はじめて私はそれをその時に知った。
それには、何かがある
キタナイとかキレイとか、とだけではない
その事の中には、何か大事なことがある
何だかわからないが、何かがある。
節穴の中では、女の上にたおれたお前が
全く自分を忘れて、ふるえている。

これが人間じゃないかしら?
ヒョッと思った
人間はみな、こうじゃないかしら。
それぞれ自分だけの暗い穴の中で
人はみんな、おかしな事をしているのだ。
すると、明るい外で、人の目をかねてしている事だって
やっぱり、あれで、おかしな事ではないのか。
両方ともが、両方をひっくるめて人間というも
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