た、それには「自分は先駆者だから受難するのだ」と言ったようなゴーマンな受難者意識を捨てられることです。ヒステリイ患者は一人残らず自分のことを「受難者」だと思っているのが通例ですからね。そして、勤労大衆を愛しているなら愛しているように、パリサイびとのように机の上や人なかでヘリクツを言い立ててばかりいないで、実際に勤労大衆のために働いてほしいと思います。こう言うと、自分が今おシャベリをしている事が一番勤労大衆のためになるのだといったふうに赤岩さんは言われるかもしれませんね。そらそら、パリサイびとにシンニュウがかかった。私の言っているのはそんなむずかしいソフィストリイの事ではありません。もっと単純なことを言っているのです。実際において勤労大衆を愛し、そのために働いて見せて下さらないでしょうか。赤岩さんはキリスト者ですから働ける筈です。そしてそれでよければ、それでよいではありませんか。そして勤労大衆のために働くために、共産党とでも何党とでも協力することが必要な時には協力したらよい。共産党であろうと何党であろうと、是々非々式にこれにのぞめばよいのです。それが出来ない筈はありません。いやそうする事
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