に戻れば、たちまち――
ツヤ 挺身隊に出ようと思うんです、あたし。
三芳 ……うむ、その気持はわかる。そりゃ、わかるけど――だけど困ったなあ、そいつは。もともと大野さんが不自由なすってるんで――つまり、僕もいろいろやっかいになってるしね――僕の方から言い出して君をつれて来たんだしねえ――いまさら、弱ったなあ。
ツヤ だって……毎晩、アンマをしたりするの、いやだわ。
三芳 え? アンマ?
ツヤ フトモモの所まで、もませるんですのよ! そこへ、又、さっきの将校の人が来たら、どんなことされるかしれたもんじゃないわ。もう、イヤッ! それに、毎日――こいつにお湯を使わしたり、カンチョウさせたりしなきゃならない。もう、イヤァー!(くめ八の頭をポンとたたく)
くめ ウー!
ツヤ なにが、ウーだ、チンコロ!
三芳 おい、おい君、そんな――(立って、ツヤ子の腕をつかんで、とめにかかる。ツヤ子両腕をふりまわして、三芳にさからう)
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(そこへビールびんを四五本両手にさげた大野と薄田がもどって来る)
[#ここで字下げ終わり]
大野 ……(思いちがえて)いよう!
薄田 どうしたい?
三芳
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