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ゴー ……(それをジロリと横眼で見ながら、元の椅子へ行ってかける)
ヴィン ……(その椅子のきしむ音で、ゴーガンの方へ眼をやり、二人いっとき見つめ合っている。そのうち、手に持った瓶の首が眼に入り、ギクンとして、どうしてそんな物を自分が手に持っているかわからない様子で、それとゴーガンの顔を見くらべていたが、急に恐怖の色を浮べ、キョロキョロとあたりを見まわした末に、上手の洗面台の下に、瓶の首を押しこむ。そして元へ戻ろうとするが、また不安になって、再びそれを取り出し、階段下のカンバスの向う側にかくして、その上に何枚ものカンバスをのせる。そしてゴーガンの方をオズオズと見て)……あの、俺は、何か、したかね? 何か乱暴な事を君に、したんだろうか? 今の、この――
ゴー ………いいよ。別に何もしない。だけど、もう、しゃべるのは、よした方がいい。君は酔ってる。
ヴィン 何か、したんだろう? 悪かった。悪かった。……なんだか、先刻、テオがここへやって来たような気がしたんだ。そいでつい――
ゴー 来やしないよテオ君なんか。君は昂奮しているんだ。……俺もい
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