Gにしてある。下手にベッドのある小部屋(ゴーガンの寝室)。上手に、あまり高くない階段があり、階段の上にベッドのある小部屋(ゴッホの寝室)。正面に入口。アトリエの上手前寄りにスタンドがあり、それに水差しや洗面器、コップなどのせてあり、洗面場になっていると同時に簡単な食事の仕度もそこでするらしい。アトリエには中央に寄せた二つのテーブル、四、五の椅子、テーブルの上には壺に差したままカラカラに枯れた向日葵。ゴーガンのイーゼルとヴィンセントのイーゼルが、テーブルの右と左に立っており、ゴーガンのイーゼルには、向日葵を描いているゴッホの肖像の完成に近いのがのっており、ゴッホのイーゼルには、何枚目かの「向日葵」がのっている。壁のわきにはたくさんのカンバスが向う向きに立てかけてある。アトリエも寝室もガランとして貧しい。上手半分がゴッホの領分になっているらしく、床の上にデッサンの紙やチューブやボロ切れがメチャメチャにちらかり、階段には本が開いたまま投げ出してあったり、二階の寝室もひどく取りちらしてある。それに較べるとゴーガンの領分の下手半分と寝室はキチンと整理してある。その対照が一目でハッキリわかる。二つ
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