ナナス科ナス属に属し Solanum carolinense L[#「L」は斜体]. の学名を有する。アメリカ本国でも無論耕地の害草で、さぞ農夫が困りぬいているであろうことが想像せられる。そしてこの草の俗名は Horse−Nettle, Sand−Brier, Apple−of−Sodom, Radical−weed, Bull−nettle ならびに Tread softly である。
ついでに、三里塚にはこれも北米原産の Rudbeckia hirta L[#「L」は斜体]. が沢山生えている。茎は立ち葉は披針形で毛がある。花季には黄色の菊花が競発する。まだ和名がないようだから、私は先きに黄金菊《コガネギク》の名をつけておいた。
カナメゾツネ
ヨタレソツネはナラムウヰノと続くイロハ四十七字中の字句であるが、このカナメゾツネはちっとも意味の分らん寝言みたいな変な名だ。これぞ明治の初年に東京は山手の四ツ谷辺で土地の人に呼ばれていた称呼で、それはアミガサタケの俗称である。そしてこの菌の学名は Morchella esculenta Fr[#「Fr」は斜体]. であって、その属
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